原因

合わない靴を履くことによる摩擦に対して、皮膚が厚くなる防御反応です。

Point

合わない靴を履けば、１日で生じてしまいます。鉄棒をすれば１日で手にまめができるのと同じです。また、合わない靴を履いているという自覚が乏しいこともあります。

治療

とにかく靴選びです。まず、靴の先端を見てください。通常三角に尖っていますよね。でも皆さんのつま先は尖っていません。サイズがぴったりの靴ではつま先を無理につぼめて履くことになりますから、当然靴とのあたりが強くタコやウオノメだけでなく、巻き爪や外反母趾になってしまいます。したがって、つま先が1cmほど開けられ、かかと側にそろえて履けるように、ヒールが低い紐靴が理想でしょう。幅広の靴を選んでも、つま先が広いわけではありません。その上で、タコやウオノメを削る処置をしたり、スピール膏という硬い角質を溶かす薬を処方しております。