10:00 - 13:00 / 16:00 - 20:00
月曜、日曜、祝日予約優先となります
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遺伝子的な異常により乾燥して肌に隙間が空いてしまうことが始まりで、隙間に侵入した物質に対してアレルギー反応を起こしやすくなるという病気です。喘息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーとも関連があり、一緒に生じることがあります。
肌の乾燥を止めることです。石鹸・タオル・湯船を持っている動物はいません。自然界では水浴び程度です。頭のシャンプーは指を立てずに髪の毛を洗い、泡が肌に付着する程度、顔は洗顔料の泡をのせる程度、体は、タオルを使用せず脇・股・足の裏に泡をのせる程度で洗いましょう。湯船は皮脂が更に落ちてしまうため、乾燥肌用の入浴剤を入れましょう。保湿薬(乾燥止め)は、乾燥していなくても使用しましょう。
Proactive療法をお薦めしています。悪化時は、まずは良くするためにステロイド薬の外用を使用し、良くなってきたら、悪くさせないためにステロイド薬自体を弱めたり、タクロリムス軟膏、コレクチム軟膏、亜鉛華軟膏に変更しながら悪くならない間隔で続けるという方法です。多くの方であまりステロイド薬を使用しなくなります。
外用薬治療がうまくいかない方には、漢方薬をお薦めします。赤みを抑えるもの、乾燥を抑えるもの、かゆみ止め、じゅくじゅくを抑えるもの、イライラを抑えるもの、体を元気にするものなどを組み合わせています。
当院ではExSys308というエキシマライト(紫外線B波 308nm)による治療を開始しました。
紫外線治療は古くはPUVA療法、narrow band UVBといったものが主流で、比較的広範囲を一度に照射するタイプでしたが、エキシマライトは小範囲に短時間で照射できるメリットがありますので外来中に治りの悪い場所にすぐに当てることができます。下の写真のように病変に合わせて当てる面積を調整できます。
保険上の適応疾患は尋常性乾癬、類乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑、アトピー性皮膚炎などです。
円形脱毛症には保険の適応はありませんが、有効性が高いと評価されています。
通常の内服、外用治療で良くならない場所に1週間に1回程度照射すると良いとされています。
1ヶ所に対し、1から数秒程度の照射時間です。
保険の適応疾患では1回の治療費は3割負担で約1,000円です。
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※診療受付は診療時間終了30分前までとなります。
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