
当院は2007年7月中旬にジェイメック製のルビーレーザー“The Ruby Z1”を導入いたしました。
つい最近外観が新しくなり、写真のようになりました。以前は全体が薄紫色で、アームが黒でした。形は新しいものは上部のパネル横が一段下がり小さくなっています。全体に小さく、シャープな印象となりました。
多くのレーザーは皮膚に照射した際に、中心部に光が集中し、周囲の光の強さが弱いというムラがありますが、このレーザーはカライドスコープというものを搭載することでレーザーの照射が均一にできるため、照射漏れや治療ムラが少ないという特徴があります。
ルビーレーザーは、いわゆるしみ(老人性色素斑、ADMと言われる後天性太田母斑、そばかすなど)の治療としては究極のレーザーです。光治療器などで取り逃がしたしみに対しても効果を発揮します。
1台で2種類のルビーレーザーを搭載しています。1つは短パルスルビーレーザーで、レーザー光を照射する時間が比較的長いため、皮膚表面(表皮)にあるメラニンの増加した病変(しみ、そばかす、いぼ)を治療できます。現在当院にあるCynergyに搭載されたパルス色素レーザーでも同様の病変を治療できますが、短パルスルビーレーザーでは、出血のリスクが少ない利点があります。
2つ目はQスイッチルビーレーザーです。こちらはレーザー光を照射する時間が短いために安全に皮膚内部(真皮)のメラニンが増加した病変(太田母斑、後天性太田母斑、異所性蒙古斑、時間の経過した炎症後色素沈着)を治療できます。
しみには、肝斑というレーザー治療で悪化するものもありますので、是非ご相談ください。
治療の効果は、皮膚内部でシミが燃えることでもたらされるものですので、かさぶた形成(10日ほど)、皮内出血(紫色、2週間ほど)、発赤(1ヶ月ほど)、色素沈着(茶色、6から12ヶ月ほど)、色素脱失(白色)、まれに瘢痕(傷跡)を生じることがあります。
妊娠中、金の糸、金製剤の服用歴、肌色の刺青、日焼け、肝斑 このような方は、治療を行えません。
治療費
片頬 10,500円 両頬 19,950円 両手 19,950円 両前腕 31,500円
当院では、にきびに対しては、まずは保険診療をお勧めしております。赤く腫れたにきび・白く化膿したにきびには保険の適応がありますので、抗生物質の内服・外用、漢方薬の内服などをまず行っております。しかしながら、内服薬を何度変更しても改善が無い患者様に対しては、ケミカルピーリングやレーザー治療をしております。
当院では、赤く腫れたにきびや、腫れは退いているが長い間赤い部位(いずれ瘢痕となる部位)に対してはレーザーをお勧めしています。使用しているレーザーはサイノシュアー製のCynergyです。このレーザーはパルス色素レーザーとNd:YAGレーザーを搭載しており、にきびや毛細血管拡張、赤あざなどの皮膚の赤い病変に対して大変有効です。
レーザーを繰り返し照射していくと、赤く腫れたにきびは平坦化し、赤みは褐色に変化し退色していきます。平坦だが長い間赤みの続いている部位に対しても、色調が薄らいでいき、放置していれば陥凹してしまう変化を予防します。したがって、当院でのにきびに対するレーザー治療はあくまでも凹んだにきび痕にしないための治療で、すでに凹んでしまったにきび痕に関してはあまり期待できません。すでに凹んでしまったにきび痕には、フラクセル、アファーム、ピクセルなどのレーザーや自己多血小板注入などが適応となりますが、当院ではメソローラー(ダーマローラー)による治療で対応しております。

治療の効果は、皮膚内部のやけどからもたらされるものですので、赤味、腫れは必ず生じます。
また、場合により皮内出血(紫色)、色素沈着(茶色)、色素脱失(白色)、かさぶた形成、瘢痕形成を生じることがあります。
治療費
ニキビ 26,250円(両頬部)~31,500円(両頬部、前額、下顎)
レーザー脱毛は1996年頃より日本では開始され比較的満足できるレベルに達しております。
理論的には、メラニン(黒色)に吸収される波長のレーザーを皮膚に照射することで、毛にレーザーが吸収され熱を発生し、毛と毛の周囲の毛包を破壊することで脱毛効果を得ます。
現在皮膚科で用いられるレーザーは全てメラニンに吸収されるのですが、波長が長いほど皮膚の深くに到達しますので、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザーが主流です。当院ではこれらよりも更に皮膚深くに到達できるNd:YAGレーザーを使用しております。また、Nd:YAGレーザーは、皮膚表面のメラニンにはあまり吸収されませんので現在主流のアレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーでは難しい比較的色黒の方でも安全にレーザー脱毛することができます。
目に見える毛は全体の1から2割といわれておりますので、1回のレーザー治療では全体の1から2割程度の毛が減るのみです。したがって、5回以上治療しなければなりません。しかしながら、毛包には、毛だけではなく皮膚を再生させる幹細胞がありますので、毛がまったく生えなくなるまで脱毛してしまうと、将来やけどや怪我をした場合に皮膚が再生できなくなる恐れがありますので、ある程度毛を残した状態で治療を終了すべきでしょう。
治療間隔は一般的には2ヶ月おきといわれておりますが、数回治療すると2ヶ月後の生える毛の量が減ってきますので、その後は3ヶ月以上(半年でも1年でも)待ってから治療した方が効率がいいです。したがって1年以上かけて治療することとなります。
レーザー脱毛では光脱毛と異なり、ジェルを使用せずに照射します。照射後は毛包に一致した鳥肌のように赤く皮膚が腫れますが、ステロイド外用で2日ほどで治まります。
レーザー脱毛の得意な部位は男性の髭、わき、Vライン、ひざ下などの毛が太い所です。不得意な部位は女性の顔面、上肢などの毛が細い産毛です。
レーザー脱毛は医療行為ですので、医師、医師の監督下で看護師、レーザー脱毛師が行う必要があります。
受診のコツ:照射前ぐらいに毛が生えてきてから次の治療をすることで治療回数が減りコストを抑えられます。
予約日に毛が少なければ予約を変更いたしますのでお電話下さい。
治療費
顎から首 26,250円 下腿 42,000円