原因

深爪と合わない靴を履くことです。

Point

爪を切る動物はいないということと、矯正するなら靴を改めてからにしなければ、お金の無駄になるということです。

治療

爪の切り方と靴選びです。爪は研ぐといいますので、自然界では爪は出ているのが当たり前です。したがって爪は伸ばし気味で、爪の角が皮膚よりも出ていなければなりません。爪の角を切ってしまいぴったりの靴を履いてしまうと、靴に押され、切った爪の角の分を靴に押し込まれ、爪の生えるべきスペースが失われ、爪が先端で丸まってしまいます。次に、靴の先端を見てください。通常三角に尖っていますよね。でも皆さんのつま先は尖っていません。サイズがぴったりの靴ではつま先を無理につぼめて履くことになりますから、当然靴とのあたりが強くなってしまいます。したがって、つま先が1cmほど開けられ、かかと側にそろえて履けるように、ヒールが低い紐靴が理想でしょう。幅広の靴を選んでも、つま先が広いわけではありません。状況が整ったら、ワイアー矯正などで曲がった爪を戻します。